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5 ラベル貼機

内容表示、識別のためのラベル貼りと、封かんを目的としたシール貼りとは本来の機能が異なるが、包装物品の上に紙片類を貼付する作業としては類似なので一括してラベル貼機として扱っている。これには値付機と呼ばれるものを含む。
貼付する対象はびん、かん、小箱が圧倒的に多いが、このほか上包み品、袋、段ボールケースなどもある。
丸びんなど円筒状のものに貼付する機械は、古くからあるものは形式が2種類に大別できる。その一つは酒、ビールなどに用いるもので、びんは立てたまま進行し、ラベルに接着剤を塗布して貼付する。びんが間歇的に送られその停止時に貼付するもの、びんの進路にラベルをはこび出し進行によって貼付するもの、びんの等速移動に合わせて接線的にラベルを貼付するものなどがある。もう一つは薬びんなどの小形のものを、横に倒した状態でラベルにあてがい、転動によって貼付するものである。
ラベル貼り機には古くから液状(粘状)の接着剤を塗布して貼付するものがあり、それに感圧タイプ、感熱タイプ、ホットメルト式などの方式が加わってきた。さらに商品の全周に貼る場合、あるいは天部にキャップ状に貼る場合には熱収縮性フィルムが利用され、接着剤を使わずにラベル貼りやシール貼りの役目が果たせるようになってきている。これは熱収縮性キャップシールとか、天付シールとか呼ばれるものに代表される。しかし本類にはこれを入れず、慣用的な呼び名の方をとって、これらは収縮包装機の分類に入れているので、その項をご参照下さい。

機械の種類

(1)ラベル貼機

(1)の図は、びんにラベルを貼る機械の動きを表したものである。用途は、びん、かん、箱、袋等幅が広く、用途に応じたラベル貼機が使用される。また、ラベルのりをあらかじめ塗工したもの、のりをラベルにぬりながら、びん、かん等に貼るタイプと、熱収縮性の筒状のラベルをカットしながら、びん等にかぶせ密着させるタイプがある。

主な用途(使用例): びん、かん(丸かん、角かん)、箱、袋、口紅・クレヨン・シリンジ、カップ・トレイ等

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